Spectacle: Elvis Costello with... [Elvis Costello]
この番組、プロデューサーにはなんとさらなる大御所Elton Johnが控えているというのですから驚き。
Elvis CostelloとElton John、二人ともが敬愛するミュージシャンが毎週登場することになるわけですからどんな顔ぶれになるのか今からワクワクしますね。
さて、あなたならwithの後にはどんな名前が来て欲しいですか? Burt Bacharach?Lucinda Williams?Van Morrison?
私としてはGeorge Jones や Ricky Skaggsなどのカントリー系の一夜、Nick LoweやDave Edmundsとの懐かし系の一夜、そしてもしお元気であるならばお父様のRoss MacManusや奥様Diana Krallとのアット・ホーム系の一夜、さらには他でもないElton Johnとの一夜などなどを期待してしまいます。
Jacksons,Monk & Rowe With the Brodsky Quartet
http://www.youtube.com/watch?v=8oWXuJ2Kfdo
- アーティスト: Elvis Costello,Roy Nathanson,Sam Furnace,Brad Jones,Erik Friedlander,Paul Cassidy,Ian Belton,Brodsky Quartet,John Dowland,Ned Rothenberg
- 出版社/メーカー: Rhino
- 発売日: 2006/03/21
- メディア: CD
Now and Always /Rockpile [Elvis Costello]
Nick LoweのJesus Of Coolから30年だそうです。
はぁ~、まったく歳もとるわな。
この前息子からおもしろいことを言われました。
自分がこんなに早く成長するとは思わなかったと。。。
そして「お母さんはどう?」とまで聞かれてしまいました。(苦笑)
はい、こんなに早く歳をとるとは思っていませんでした。
ま、精神年齢が肉体年齢を下回ることは程度によりけりですが悪くないんじゃないでしょうかね。
たぶんその反対よりはいいんじゃない?
http://www.youtube.com/watch?v=LHeiHjJ1Fq0
Elvis Costello /This year's girl [Elvis Costello]
WDRっていうのはドイツの番組だと思うんですがThis Year's Modelの頃のいきのよい映像がいろいろ出揃いました。
まさにこの歌い方とタイトな引き締まった演奏こそが自分にとっての不滅のElvis Costello&the Attractionsの勇姿です。
「失くしてしまったんじゃなくてただ忘れてしまっているだけ。」という言葉はThis year's girl(今どきの女の子)に対してのCostelloなりの精一杯のやさしさの表現のつもりなのかも知れませんが全体的にはやはり辛らつ。
怒り(おそらく自分に対しても)を基調としたこの歌の中に何パーセントかの「流行の姉ちゃん達」に対するアンビバレントな"あこがれ"が見え隠れするなどと思うのは私だけでしょうか。
いずれにしても秀逸なライブ映像◎。
http://www.youtube.com/watch?v=P-ta2FRzt2o
Elvis Costello /the Only Flame in Town [Elvis Costello]
the Only Flame in Townは曲もヴィデオもよく出来ていて大好きでした。
Costelloの音楽に何を期待するかは人によっていろいろあると思いますが、ここは素直に彼のポップチューンを楽しみたいと思います。
あの大御所Daryl Hallが歌で演技で脇役にまわっていい味出してくれてます。
ヴィデオはちょっとしたストーリー仕立てになっていて、くじ引きのような形でメンバーの誰とデートするのかが決まって行くというもの。
くじ引きならばチャンスはみな平等ってとこでしょうか。w
ところでこの曲にはなんと「眼鏡なしヴァージョン」ヴィデオなるものが存在したのですね。
あの頃Costelloはイメージチェンジしたかったみたいだからなぁ。
興味ある方は探してみてください。
http://www.youtube.com/watch?v=PQMlEzz51y0
Elvis Costello /Watch your step [Elvis Costello]
白黒の映像であることがよりいっそう郷愁を誘います。
この曲の英詩の意味は相変わらずさっぱり理解できないけれど、"I send you all my regards"というフレーズのところでぐっとひきつけられてしまう。
なんだか泣いたあとにちょっとあきらめが付いて気持ちがひと段落しかけたときのような絶妙な色合いがTrust(1981年)にはありますね。
そのくせまぶたはまだはれぼったっくて重たいんだよ。
http://myspacetv.com/index.cfm?fuseaction=vids.individual&videoid=4517330
Elvis Costello /Stranger in the House [Elvis Costello]
Elvis Costello 関連の興味深い映像がいろいろ増えています。
その一つがカントリーシンガーGeorge Jonesと歌うStranger in the House。
おそらくは彼の若き日のアイドルの一人であったであろうJonesとともにステージに立つCostelloですが、果たして緊張のためなのかなんだか少しばかり気難しい感じがします。
いや、当時の彼にとってはこれがいたって普通の反応だったのかもしれませんが。
この歌はなかなかよく出来た歌詞で初めStranger in the HouseのStrangerとは女性の新しい恋人のことかと思ったのですが、愛し合っていた頃とは変わってしまい抜け殻になった自分、あるいは愛があるふりをしているだけの偽りの自分を客観的に外から見つめて描かれたものなのかなと考えるようになりました。
何年か後に再び同じステージに立った映像と比較してみると非常に感慨深いものがあります。
他にもNick Loweとのラジオ局でのインタヴューやよくわからないスーパーでのお買い物風景などCostelloの若くて青い日々を懐かしく見せていただきました。
Elvis Costello & George Jones 1981
http://www.youtube.com/watch?v=HSj6SayDnR0
Elvis Costello & George Jones again
http://www.youtube.com/watch?v=F_5p1ZxGioY
Elvis Costello / Lipstick Vogue [Elvis Costello]
コステロのベスト盤が二枚も5月に出るようです。
あまりに懐かしい立ち姿に思わずクラッと来ました。
もうあの時代は確実に「歴史」になっているのですね。
最近のコステロは知っているけど、あれElvis Costelloって昔こんなだったの?ていう方もおそらく増えていることでしょう。
若い世代に再び彼の曲が新鮮な驚きとなって語り継がれていくなんて喜ばしいことです。
一枚はThe First 10 Yearsというサブタイトルなのでまあ、比較的初期の作品集。
もう一枚はへヴィめな曲を集めたRock & Roll Musicで、オープニングがLipstick Vogue(This Years Modelに収録)になっています。
確かにこの頃のボーカルは冴えてるなぁ。
ピート・トーマスのドラムもびしっと曲を引き締めていて◎。
http://www.youtube.com/watch?v=dip-FtbsD8E
The Best of Elvis Costello: The First 10 Years
- アーティスト: Elvis Costello
- 出版社/メーカー: Hip-O
- 発売日: 2007/05/01
- メディア: CD