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コールドマウンテンを読んでみました [Elvis Costello]

コールドマウンテン(チャールズ・フレイジャー)を読んでみました。

南北戦争を背景に人間の深い孤独と愛に対する渇望について描かれた本。
ニコール・キッドマン主演の同名映画より地味な印象でしょうか。
重苦しいストーリーですが、厳しい自然の中で暮らすための知恵や音楽の使われ方に興味を覚えました。

改めて映画のサントラについて調べてみたのですがAlison Kraussが歌っている挿入歌The scarlet tideはElvis CostelloとT-Bone Burnettの作品でしたわ。
あら、これってそのまんまCostelloの新作Secrets, Profane and Sugarcaneへの流れでは?
さらにはWhite StripesのJack Whiteまでがこの辺の音楽を渋くこなしているのですね。

一方、そのサントラ盤とは別に分厚い小説のあとがきで触れられているアルバム、Songs From the Mountain。
こちらの方ではTim O'BrienやDark Powell、John Herrmannを中心により原型に近いと思われる素朴な形でのマウンテンミュージックが紹介されています。
どの選択肢を使ってイメージを膨らませてみようかな。

The Blackest Crow /Herrmann, Powell, O'Brien
http://www.youtube.com/watch?v=cKam--obWgQ

コールド・マウンテン

コールド・マウンテン

  • アーティスト: ガブリエル・ヤレド
  • 出版社/メーカー: ソニー・ミュージックジャパンインターナショナル
  • 発売日: 2004/01/15
  • メディア: CD



Songs From the Mountain

Songs From the Mountain

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Sugarhill
  • 発売日: 2002/07/09
  • メディア: CD



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ETCマンツーマン英会話

こんにちは。映画を観て気になり原作を読んでいます。映画では分かりにくかった物語の背景やチェロキーの人々との会話など興味深いです。アパラチアはかつてチェロキーの人々が静かに暮らしていた場所。南部のほかの平地とは違い、この山間の地で暮らしていくことは、本当にたいへんだったようですね。チェロキーの後の移り住んできた白人の方々がどんな音楽を聴いていたのか、興味がわいてきました。Songs From the Mountain、聞いてみます。
by ETCマンツーマン英会話 (2012-11-30 22:32) 

acorns8

ETCマンツーマンさん、コメントありがとうございます。
一本の映画からその原作はもちろん音楽や当時の歴史的背景に思いを馳せてみるのはとても楽しい作業ですね。
by acorns8 (2012-12-17 17:19) 

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